10.不満や疑問は率直に  保活のススメ!現役園長が語る保育園の選び方

2018-01-27

こんにちは。保育園SCOPS園長の森川 慶です。

最近少しずつpeingでのご質問が増えてきており、嬉しいです。是非お気軽にご質問下さい。

今回で「よい保育施設の選び方 十か条」について解説の最後となります。

お付き合い頂いた方有難うございました!

今回はこちらです。

十 不満や疑問は率直に ・不満や疑問があったら、すぐ相談してみましょう、誠実に対応してくれるでしょうか  親も保育する人も、子どものことが大切ならば、話が合うはず。  また、普段から、保育する人との信頼関係も大切。  子どものことが心配で相談しているのに、「そんなに言うなら、預けるのを止めてくれ 」、「うちの園ではそういうやり方はしていない」、「そんなことを言うのはあなただけ だ」などと、対話を拒むような施設は問題です。



 

預け始めてから問題があった時は?

一度預けると、途中で変えることが難しいのが保育園です。一度付き合ったら最後まで付き合わなくてはいけません。

一方、子どものことなので簡単には妥協もしたくありません。

もし、子どものことで先生に伝えたいことが出来たらどうしたらいいでしょうか。


1 本当に譲れないことだけ伝える

保育園に預けていれば、「こうだったらいいのに」「こうしてほしい」ということは山のように出てくると思います。

ですが、それは普段使っているスーパー、携帯会社、美容院など他のサービス全てでも同じことが言えるでしょう。

恐らくその都度、文句を言ったりすることは無いと思います。

保育園は毎日先生に顔を合わす場所なので、ついつい色々なことを言いたくなってしまいます。

しかし、毎日色々なことを言いすぎると、いざ本当に伝えたいことが出てきた時に「またこの人言ってる」と思われてしまう可能性があります。

子どもに関することで「どうしてもこれだけは改善してほしい」ということ以外で、妥協できるものは妥協しましょう。


2 まずは担任に相談する

どうしても譲れないことが出てきた場合、話が分かる担任でしたらまずは担任に相談するのが一番でしょう。

いきなり主任や園長に話を通されるのは、担任からすると最も嫌な気持ちになる方法です。

その後のしこりも残すことになります。

ただし、気をつけてほしいのは伝え方です。

連絡帳で頻繁に要望を伝えるのはあまりお勧めできません。

メールでもそうですが、文字で人に伝える場合、丁寧に書くか絵文字などを使わないと、「怖い」「ドライ」な印象を与えます。

毎日連絡帳で要望ばかりを伝えられると、保育者は強いストレスやプレッシャーを感じます。

保護者がそこまで望んでいなかったようなことでも、責任感の強い子は「やらなければ」と頭がいっぱいになってしまうのです。

できればお迎えの雑談時に、「実は最近うちの子が・・・」とさりげなく打ち出してみるとクレームではなく相談として伝えることが出来ます。

少し重い内容の時は手紙を渡すことも一つの手です。

私も保育士1年目の時に、手紙をもらった経験があります。

内容は「子どもに対する声掛けの仕方」についてですが、とても丁寧に書かれていて深く反省した覚えがあります。

他のクラス担任に分からないように配慮していただいた点も嬉しかったです。

保育者を育てるのは保護者でもあることを学んだ経験でした。


3 どうしても改善されない場合は主任・園長へ

担任に話しても、どうしても改善されない場合は主任・園長に相談しましょう。

ポイントは「感情的にならないこと」

丁寧な口調で筋道立てて、不満ではなく要望として伝えましょう。

怒ったり、ヒステリックになることで「この保護者は面倒くさい人だ」とレッテルを貼られてしまうと、伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。

筋道立てて要望として伝えられたものについては、園として改善ができる良い機会になり、園側としても有難い意見になります。

その後、担任から謝罪などの言葉があった場合は、「先生やクラスのことではなく、園全体の問題だと思ったので、園長に相談しました。」などその担任をかばうようなフォローがあると、しこりも残らなくなると思います。

大切なことは、伝える必要があると思ったことは伝える。ただし、感情的にならず相手の立場も考えながら丁寧に伝えることです。

以上です。少しでも参考になりましたら幸いです。

これまでの連載についてはこちらでご確認ください。





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著者プロフィール

株式会社SCOPS(スコップス) 代表取締役 森川 慶


法政大学社会学部メディア社会学科卒 在学中、独学での一般試験を経て、保育士資格を取得 平成20年4月から社会福祉法人にて、保育士として3年勤務。 入社4年目で認定保育園の園長に就任 研修制度に応募し、一週間かけてイタリア・オランダの保育園を視察 質と量を両立できる会社・施設を作りたいと思い、起業を決意。法人を退職する。 退職後、勉強のため、毎年2000人以上の保育関係者が見学に訪れる保育園にて、半年間勤務させて頂く 勤務の傍ら、創業メンバーと共に株式会社SCOPS(スコップス)の設立を準備 平成24年12月株式会社SCOPS設立、代表取締役として就任 平成30年4月に3園目となる保育園SCOPS公園前を開所予定 >株式会社SCOPS http://scops.jp/

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